さて、最近いくつかタクシードライバーの秘密などをお話ししていましたね。
その中に「おばけを乗せる」ということを説明しましたが実は本物のおばけに出会うことも多いんですって。
元タクシードライバーの実兄も怖い出来事に出会ったことがあるそうですよ。
その怖い話が何とも不気味な物だったので皆様にもお話ししようと思います。
*今回のお話しは実兄目線でお話しするので私=タクシドライバーとなっています。
本当にあった怖い話…苦手な人は回れ右、なんて♪
年を取る幽霊
ある深夜…時間は深夜2時を過ぎでしょうか。
私の営業地域にある山手の方に自宅がるお客さんをお送りした帰りでした。
その山道は細道で街灯も少なく、帰るには一度山頂近くの運動公園まで車を走らせUターンして、下らなければ行けませんでした。
少し面倒だな、と思いながらも山頂に上りUターンし街灯の少ない参道を下っていました。
時間的にも燃料的にもいい具合でしたので表i示を回想にして車を走らせていたんですよね。
車を走らせて数分経った頃でしょうか、山道に小学生くらいの女の子の人影が見えました。
え?こんな時間にまさか…?
そう思いましたが民家もあるので女の子が居る可能性はゼロではありませんでした。
私が女の子を発見してから短い時間ですが、その子は笑いながらずっと此方を向いていました。
女の子の前を通りすぎた後にバックミラーを見るとこちらに向かって手を振っていました。
なんか変な感じだな…。
そんなことを考えながらさらに車を走らすと今度は学生服を着た女の子が道端に立っていました。
え?また女の子?何か自治会の集まりでもあったのか?こんな時間に?
そんなことを考え横を通りすぎた時でした。
学制服を着た女の子の顔が視界に入り、背筋に冷たいものが走ったのです。
そう、あまりにも似ている。
学生服を着た女の子の顔はその前に見かけた小学生の女の子の顔と瓜二つだったのです。
恐る恐るバックミラーを見ると学生服を着た女の子も手を振っていました。
あぁ、嫌だ!早く帰りたい!
そんなことを考え少しスピードをあげ山を下っていると道端に女の人の影が見えましたスーツをきた女性です。
私は我慢できずに顔を見てしまいました。
似ている!!
先ほどの二人と似ている!
出来る限りスーツを着た女性の方を見ないようにして通りすぎました。
つい恐怖からバックミラーを見るとやはり、スーツを着た女性も手を振っていました。
ヤバい!ヤバい!
気づかないうちにさらにスピードをあげて下っていました。
その時です正面の道の端におばあさんが立っていました、もう見なくても分かりました。
きっと今までの女の子と同じ顔だと。
しかし、今度は少し違いました老婆は向かって正面の端にいながらに私に向かい、手招きをしていました。
ダメだ!ダメだ!嫌だ!
私はパニックになっていました。
後で知ったのですが私はこのときパニックのあまり時速30キロの道を60キロ以上のスピードで下っていたそうです。
おばあさんの横を通ったときに確かに私は聞きました。
「おいでなさいな」
確かにそう言われました。
おばあさんは外にいます。
スピードも出しています。
声が聞こえるはずもありません。
しかし、確かに「おいでなさいな」と聞こえました。
その瞬間私は急ブレーキをかけていました。
気が付けばカーブの手前でした。
あと少しブレーキをかけるのが遅れていれば私は真っ逆さまに落ちていたことでしょう。
その後、恐怖におびえながら山を下りました。
山を下っている際に再び人を見かけることはありませんでした。
その後可能な限り私はその近くで仕事をしないようになりました。
未だに考えます、あの女性は私をあの世に連れて行こうとしたのか…と。
まとめ
以上で元タクシドライバーが体験した怖い話をご紹介しました。
これを読んだ方は「嘘だ」と思うことが多いでしょう。
ですが、これは本当にあった話なんですよ。
実兄の同僚にも幽霊にあった、不気味な体験にあった、という方が多いんだそうです。
深夜に1人で密閉された空間にいるのでもしかしたら幽霊を呼びやすいのかもしれませんね。
怖いものが苦手な方はタクシドライバーには向いていないかもしれませんよ。
タクシドライバーは怖い体験でなく面白い体験もできるそうですよ♪
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