タクシーに転職は失敗?業務内容やデメリットを元タクシードライバーが語る

雑記

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今の仕事が嫌でタクシードライバーに転職したい、と考える方もいるのではないでしょうか。

しかしタクシードライバーの仕事内容や給料などがわかりませんよね?

しかも「タクシー 転職」で検索すると「タクシー 転職 失敗」なんて出てきて不安になりますよね。

実は海斗の実兄が元タクシードライバーなのでそこら辺の事は他の方より詳しいんですよ。

ということで今回は元タクシードライバーに聞いた業務内容や仕事のデメリット・メリットを赤裸々にご紹介しちゃいます。

タクシードライバーの実態を赤裸々に告白♪

転職したのは失敗だったのか

 

元タクシードライバーである実兄に聞いたところ「何とも言えない」とのことでした。

実兄は家族の介護のためにいつでも自由に動くことのできるタクシードライバーへ就職しました。

なので介護のための時間を作れたという意味では成功

収入の面で考えるとあまり成功とはいえないのでしょう。

タクシードライバーは自分の活躍によって収入が変わるのですから仕方のないことですね。

実兄は「時間に猶予は作れるけれどその代償は収入だった」と言っていました。

これを成功と取るのか、失敗と取るのかは人によりますよね。

タクシードライバーのデメリット

 

ではそろそろタクシードライバーに就職した際のデメリットのお話しをしましょう。

色々大変なことも多いのでよく読んでくださいね。

デメリット①業務時間が変則的

時間を測る時計

タクシー会社の多くは2日で1勤務の体制(隔日勤務)をとっています。

具体的に説明すると、

月曜の朝8時に仕事に出発→火曜日の朝5時に仕事が終了→水曜日の朝8時に仕事に出発となります。

その流れを2回か3回繰り返してやっと丸1日休みの日が来ます。

言葉で見るとわかりにくいのでこちらの図を確認くださいね。

タクシードライバーの業務時間あくまで実兄が勤めていた会社の例です。

比較的このスケジュールは楽な部類と言われるそうです。

慣れるまでは時間感覚がおかしくなったりします。

業務時間が長いのも大きな注意点です。

デメリット②給料の不安定さ

給料

多くの会社では売り上げに応じて給料が支払われるため、お客が少なければ当然給料が減ります。

最低保証が無い会社も多いので給料は不安定になりがちです。

また、事故や故障が起こると基本的にそれ以降の仕事ができなくなりますので、その日の給料は無くなるに等しいです。

デメリット③腰痛等になりやすい

腰痛に苦しむ

座りっぱなしで20時間近く仕事をするので腰を痛めやすいです。

タクシーの運転席は多くの装置がついており乗用車より手狭になっているのも原因のひとつです。

実際、ヘルニアになる方も多く、慢性的に腰への痛みが続く方が多いそうです。

後、あまり大きな声では言えませんが痔にもなりやすかったりします…。

デメリット④お客さんとの会話

会話
狭い社内でお客さんと二人きりになる時間が多いのでコミュニケーション能力が必要です。

その場限りの会話が得意な方には関しては問題がありませんが、初めて会う人と会話ができない、なんて方はかなり厳しいでしょう。

勿論、お客さんを乗せている際にだんまりはよくありませんからね。

デメリット⑤暇さと睡魔に襲われる

暇で睡魔に襲われる

客商売ですから暇なときなとことん暇です。

何をしてもお客が捕まらないこともあります。

20時間運転してるわけですから当然夜中の睡魔は恐ろしいです。

休憩を挟みつつ自己管理の徹底が必要ですよ。

タクシードライバーのメリット

ではそろそろタクシードライバーに就職した際のメリットもお話ししましょうか。

デメリットばかりお話しするとタクシードライバーへの就職が不安になりますもんね。

メリット①時間の自由がきく

時間

実兄は実際に家族の介護をするために自宅近くを中心に仕事していました。

このように仕事の休みや業務時間は融通が聞きやすい職種であるのは間違いないでしょう。

その代わりに売り上げは保証されていないことが多いので給料には反映します。

仕事もしなければいけないがどうしてもある一定以上離れられない、などといった理由があるならばこれほど良い条件はないでしょう。

メリット②色々な人脈を築くことが出来る

人脈が築ける

実兄はタクシーに乗ってる頃に色々な会社の偉いさんと仲良くなれたそうです。

他にも芸能人などを乗せることも多く色々な人脈を築けますよ。

実際に実兄は年の離れた友人が増えたそうですよ。

また、普通に生活していれば関われなかったようなタイプの方とも出会えるのが楽しかったそうですよ。

メリット③誰でもすぐに始められる

誰でも可能とグッドサインする男性

今は初期の免許取得や制服等を全て面倒見てくれる会社が多いので誰でもすぐに始められることが多いです。

ただし、1年か2年以内に辞めた場合は初期費用が自己負担になる会社が多くなっていますのでご注意くださいね。

*就職に関して2種免許の取得条件が基本的に必須でとなっています

( 満21歳以上であること免許の取得から3年以上経過していること)

メリット④年齢に縛られない

老人

50代や60代の新人さんが多くいるように運転が出来れば年齢に関係なく採用されることが多いです。

定年後も働ける会社も多いですよ。

因みに実兄は75歳の現役タクシードライバーに出会ったことがあるそうです。

タクシードライバー歴が10年以上、20年以上の方も多く、息の長い仕事であるともいえるでしょう。

メリット⑤煩わしい会社内での人間関係が少ない

一人で楽な男性

一歩外に出れば一人での仕事なので、会社といえど他の業種ほど同僚と関わることが少ないです。

仲間作りが苦手な人にはいいかもしれません。

*ただ、お客さんとはコミュニケーションを取らなければいけないので最低限刹那的でも関係が築ける必要はあります。


タクシードライバーの業務内容

タクシー

さて、メリットデメリットをお話ししたところでタクシードライバーの業務内容を1日の流れに沿ってご紹介しましょう。

朝8時 出社

自分の車の清掃と出庫前の点検や必要な道具の準備をします。

車が仕事道具なのでしっかりと点検します。

朝9時 出庫

いざ、お仕事の時間です。

車を運転しながら手を上げるお客さんを探したり所定のタクシー待機場所にならびお客様を待ちます。

昼12時頃 お昼休憩

約30分から1時間のお昼休憩です。

ここは人により入る時間がバラバラですよ。

しかし、からず休憩を取る必要がありますの注意。

(1日1時間30分程度の休憩を取ることとなっている)

夕方4時頃 小休止

夕方以降の稼ぎ時に向けて30分ほどの仮眠や休憩をとります。

夕方6時から8時頃

最初の稼ぎ時です。

会社から帰るサラリーマン等が主なお客さんになります。

深夜12時から1時

最大の稼ぎ時です。

お酒の入ったお客さんや終電をのがしたお客さんなどがターゲットです。

大変なお客様も多いですが大きな金額が稼げるチャンスです。

深夜4時 給油

仕事を終え所定のスタンドで給油をします。

深夜4時 帰社

営業所に帰り、日報の提出や売り上げの計算をします。

その後、車の清掃等を行います。

明け方5時 業務終了

業務が終わりました。

自宅に帰って次の仕事に備えます。

 

こんな感じでタクシードライバーの1日が終わります。

暇な時間がある反面、息つく暇もない程忙しい時間がありますよ。

世間の動きに合わせた活動が重要となります。

まとめ

 

以上でタクシードライバーの業務内容や仕事のデメリット・メリットをご紹介しました。

タクシードライバーの業務内容は意外と知られていないものだと思います。

タクシードライバーは素直に一長一短の仕事であるといえるでしょう。

稼げる人は稼げますし、稼げない人は稼げません。

個人的には長期的に同じ人と関わりたくない方や時間の調整が必要な方、運転自体が好きな方などにおすすめしたい職業ですね。

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