日常心理学:適切なストレスはやる気に繋がる…「ヤーキーズ・ドットソンの法則」

心理学

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さて、今回は日常で使える心理学

「ヤーキーズ・ドットソンの法則」

についてお伝えします。

皆様は仕事や勉強をしなければいけないのにどうしてもやる気がでない時ってありませんか?

そんな時、皆様が行っている作業の難易度を考えてみてください。

凄く難易度が簡単すぎて一切のプレッシャーやストレスがかからない状態である、なんてことはないですか?

もしくは凄く難しすぎてプレッシャーやストレスが大きい、なんてことがあるのではないでしょうか?

実は人間は適度なプレッシャーやストレスがかかっている時の方がやる気とパフォーマンスが上昇するんですよ。

(作業の難易度によって適切なプレッシャーやストレスの大きさは変わるので調整が必要です)

このプレッシャー及びストレスとパフォーマンスの関係が「ヤーキーズ・ドットソンの法則」なのです。

この「ヤーキーズ・ドットソンの法則」は自己の作業だけでなく、自分が上司になった際に後輩を指導する際に活用できます。

自分や他者の成長に繋がる、ということですね。

ヤーキーズ・ドットソンの法則とは   さて、もう少し詳しく説明していきましょう。 この「ヤーキーズ・ドットソンの法則」は心理学者のロバート・ヤーキーズとJ.D.ドットソンがネズミを用いた実験で発見した法則です。 ネズミに黒と白の目印を区別するように訓練し、ネズミが区別を間違えたら電気ショックを流すことを行いました。 その結果、電気ショックの程度が強まるに従って正答率が増加するが最適な強さを上回ると正答率が低下することがわかりました。 このことから、作業を行う際の動機づけには、プレッシャーやストレスなどの不快なものが一定量あったほうが、作業の効率が上がる、ということがわかります。 因みにこの一定量というのが味噌です。 プレッシャーやストレスとパフォーマンスの関係は以下の三種類に分けられます。 ①プレッシャーやストレスが無い(低すぎる)…パフォーマンスが低い ②適切なプレッシャーやストレス…パフォーマンスが高い ③プレッシャーやストレスが高すぎる…パフォーマンスが低い この3種類を見てわかる様にプレッシャーやストレスは高すぎても低すぎてもダメなことがわかりますね。 また、作業難易度によっても必要なプレッシャーやストレスは変わります。 ・作業内容が簡単…プレッシャーやストレスが高めの方がパフォーマンスは上がりやすい ・作業内容が困難…プレッシャーやストレスが低めの方がパフォーマンスは上がりやすい この作業内容の見極めを間違えてしまうと誤ったプレッシャーやストレスをかけてしまいます。 その結果パフォーマンスが下がってしまうのです。 「ヤーキーズ・ドットソンの法則」のまとめ

 

以上「ヤーキーズ・ドットソンの法則」についてお伝えしました。

作業をする際の作業難易度は?

難易度に対してプレッシャーやストレスは見合っているか?

このことを考えて作業をしていきましょう。

簡単な作業の際は多めのプレッシャーやストレスをかける、困難な作業の際は少なめのプレッシャーやストレスをかける…

そうすればより良いパフォーマンスが得られるはずです。

今後、皆様自身が作業する際や、他者に仕事をお願いする、指導する際には

「ヤーキーズ・ドットソンの法則」を忘れないようにしてくださいね^^

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