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日常心理学:お願いテクニック…「ドア・イン・ザ・フェイス・テクニック」

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日常心理学:お願いテクニック…「ドア・イン・ザ・フェイス・テクニック」
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今回は日常で使える心理学

ドア・イン・ザ・フェイス・テクニック」

をお伝えしていきたいと思います。

皆様は日々生活する中で他者にお願い事をすることが大なり小なり存在すると思います。

例えば、仕事仲間に仕事の協力をお願いしたり、あなたが学生なら両親にゲームやほしいものをおねだりしてみたり…。

今回はそのような他者にお願い事をする際に大活躍する心理学のテクニックをお伝えします^^

さて、先日は日常で使えるお願いテクニック

「フット・イン・ザ・ドア・テクニック」

についてご説明しましたね。

皆様覚えていただけますでしょうか?

覚えてないぞ、またはまだ見ていないという方はぜひ、こちらもご確認くださいね。

 

さぁ、今回は「フット・イン・ザ・ドア・テクニック」の対のような存在である

ドア・イン・ザ・フェイス・テクニック」

についてお伝えしましょう。

 

こちらも人に何かお願い事をする際に使えるテクニックなのは変わりありません。

「フット・イン・ザ・ドア・テクニック」は人間の一貫性を貫く性質を活用し、

小さなお願い事を続け、最終的に大きなお願い事を聞いてもらう、というものでした。

先ほど、今回お伝えする

「ドア・イン・ザ・フェイス・テクニック」

「フット・イン・ザ・ドア・テクニック」の対のようなものとお伝えしました。

対とはどのような意味か、また、どのように活用できるのかを以下でお伝えします。

 

 

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「ドア・イン・ザ・フェイス・テクニック」を駆使してお願いを聞いてもらう

人間は物事を断った際に罪悪感や後ろめたさを感じる生き物です。

また、大きなお願い事の後に小さなお願い事を頼まれると

「先ほどより簡単なお願いだ、相手が譲歩したのだろう」

と感じ、申し訳なさが倍増します。

その結果、

「大きなお願い事は聞いてあげられなかったのだからこの小さなお願い事くらいは聞いてあげよう」

と考えるのです。

「ドア・イン・ザ・フェイス・テクニック」はそのような罪悪感や後ろめたさ、譲歩させたという申し訳なさを利用したテクニックです。

どのように「ドア・イン・ザ・フェイス・テクニック」を行うのか?

それは簡単です。

「まず、大きなお願い事(断られる事を前提とした内容)を伝え、断られます。

そして、その後に小さなお願い事(本命)を了承してもらう」

のです^^

 

「ドア・イン・ザ・フェイス・テクニック」の例

男性A女性Bの連絡先を知りたい。

シチュエーション:AはBと知り合いであるがまだお互いの連絡先は知らない仲である

A「ねぇ、Bさん。俺、すっごい美味しいご飯や見つけたんだ!そこに○日に一緒に夕食食べに行かな?」

(断られる事が前提のお願い事①)

B「(その日は予定はないけど、Aさんとはそんなに親しくないし…)ごめん、その日は予定があるんだ」

(お願い事①が断られる

A「そっか残念…。なら×日のお昼とかは?」

(断られる前提のお願い事②)

B「ごめんね、その日も予定が…」

(お願い事②が断られる)

A「んー…じゃあまた暇な日とか聞きたいから、連絡先教えてくれない?」

(本命のお願い事)

B「(連絡先か…何回も断ってなんか申し訳ないしなぁ…。連絡先くらいいいか)うん、いいよ」

(本命のお願い事成功)

今回の場合は

夕飯の誘いを拒否

お願い事①が断られる

(後ろめたさや罪悪感が蓄積)

昼食の拒否

お願い事②が断られる

(後ろめたさや罪悪感が更に蓄積)

相手の連絡先を手に入れる

(後ろめたさや相手からの譲歩を感じ取り)

本命のお願い事了承

という流れです。

この例のように大きなお願い事を断られ、本命のお願い事を聞いてもらいます。

 

最後に「ドア・イン・ザ・フェイス・テクニック」まとめ

お願い事は

「断られることが前提の大きなお願い事」から「本命の先ほどより小さなお願い事」

の順で行いましょう。

するとお願い事を聞いてもらいやすく成ります。

気を付けてほしいのですが、このテクニックを使う際にいきなり大きすぎて現実味のないお願い事をしてしまえば相手はその時点で怒ってしまい本命のお願い事も聞いてくれなくなります。

また、相手の罪悪感などの気持ちが薄れてしまうので断られる前提のお願い事をしてから本命のお願い事をするまでに時間を空けてはなりません。

「ドア・イン・ザ・フェイス・テクニック」を使う際にはお願い事の大きさや順序に気を付けてくださいね。

場合によっては関係の悪化を招いてしまいますよ。

皆様も

「ドア・イン・ザ・フェイス・テクニック」で

日常生活も恋愛も成功させていきましょうね^^

 

対の「フット・イン・ザ・ドア・テクニック」を見る

 

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