今回は昨年Twitterで話題になった「平安時代にタイムスリップ」できるお宿
「旅殿 御所 社乃森」(徳島県)
に宿泊してきましたので、着付け体験やお食事内容などについて伝えていきたいと思います。
今回の「社乃森」への宿泊は友人がTwitterにて流れていた
「平安貴族になれるお宿」・「平安時代にタイムスリップできる!」
などという文言に惹かれ詳しく調べ、興味を持ち宿泊に誘われたことから始まります。
平安貴族??平安時代??と思い海斗も調べると何とも言えない素敵なお宿が出てくるではないですか!
十二単や小袿の着付け体験や平安時代のお遊び体験、神楽舞の鑑賞体験…等々。
また3000坪の広大な土地に客室10室という希少性にも興味を持ち、
もうこれは行くしかない!そう確信して「社の森」に宿泊の予約をしました。
「社乃森」基本情報
・3000坪の土地に10室のみの客室
・お部屋は全室50畳以上(全室テレビなし)
・お風呂は美肌効果ありの源泉掛け流し
・平安時代のお遊び体験可能
・平安時代の衣装体験可能(別料金)
・住所〒771-1508 徳島県阿波市土成町宮川内字落久保71-2
・12歳以下のご宿泊不可
宿泊の流れ
一日目
- 到着(チェックイン)
- 客室案内
- 平安時代の衣装着付け体験
- 平安時代のお遊び体験
- 自由時間(社乃森探検)
- お食事
- お風呂
二日目
- 朝食
- チェックアウト
上記の流れに沿ってお伝えしていきます。
(まだ行ったことないけど気になるって方はこの記事を読んでどんな所か確認してみてくださいね^^)
「社の森」に到着~客室案内
まずは平安時代の衣装を身にまとった女性がお出迎え。
そして受付に向かうとそこには十二単が並んでおり驚きとともに感動。
受付が終了すると次は客室案内です。客室に案内される間に現世とはかけ離れた景観に心を奪われます。
そして客室に到着。
お部屋の説明を受けながら施設の平安時代感に再度感動。
そしてお部屋の案内が終了し感動が冷めやらぬままにお茶の案内が…
抹茶の苦みと和菓子の甘さがマッチしており、徳島まで行く移動の疲れがすべて吹っ飛ぶような気持ちになりました。
案内とお茶が終わったらすぐさまお部屋の撮影タイム!
細やかなところまで平安時代を感じることができ感動しました。
また地味に嬉しかったのはアメニティ完備なところ。
しかもなんとアメニティはブランドの「ロクシタン(L’OCCITANE)」!
女性客には嬉しいサービスですね^^
平安時代の衣装着付け体験
お部屋を満喫している間に着付けの時間がやってきました。
因みに着付けの種類は
・十二単(10000円)
・小袿(5000円)
・狩衣(5000円)
・直衣(5000円)
の四種類があります。
出典元:http://yashironomori.jp/attraction/
狩衣、直衣は男性の衣装ですが女性も身長次第では着ることができるそうです。
海斗たちは二人とも小袿を選択しました。
小袿も8種類程度の中から好きな衣装を選ぶことができました。
そして選んだ衣装にお着換え!
二人のお姉さんが着付けをしてくれます。
着付けが終わったら記念写真です。
四方八方から写真撮影…さすがに恥ずかしかったです。
(因みにこの写真はフォトフレームにいれて後ほど郵送してくれます)
平安時代のお遊び体験
写真撮影が終われば次は小袿のまま平安時代のお遊びへ!
友人に裾を踏まれてこけかける事件がありつつもお遊び場所へ到着。
まずは一つ目のお遊びは「聞香(もんこう)」から。
聞香とは香木の香り(三種香)を聞きわけるお遊びです。
聞香のお道具がこちら
先生のような人に説明を聞いてから聞香開始…いい香りでした。
香りを聞き分けて回答すると何とか二人とも正解!
ホッとしつつ次のお遊びに向かいます。
次のお遊びは「投扇興(とうせんきょう)」
扇を飛ばして的(蝶)に当てて点数を競うゲームです。
これが不器用な海斗はなかなか的に当たらず大変…。
そして少しの練習の後やっと的に当たるようになったところで宿泊客全員で点数を競います。
海斗は練習ではなんとか当たっていたのですが点数を競う本番では一度も当たらず最下位でした…。
でもお遊び自体は本当に楽しくて…友人と投扇興セット売ってたら買うのに…とまで言うほど楽しかったです^^
投扇興の遊戯光景はこんな感じです。(お遊び中も写真を撮ってくれていました)
自由時間(社乃森探検)
お遊びも着付けも終了したところで夕食までの空き時間が…
これはもう社乃森探検しかありません!
なんと敷地内に小さな橋までありました。
これは記念撮影するしかないですよね^^
他にも綺麗な景観が楽しめました。
お食事・お風呂
ついに待ちに待ったお食事の時間です!!
美味しいと評判のお料理を今か今かと待ちわびます。
机にはお品書きが…楽しみでなりません
食前酒で舌を湿らしてから前菜をいただきます。
前菜
床節煮・金子おろし和え・手長海老甘露煮・合鴨スモークくわい松風・菜種胡麻和え・手鯛寿司・子持ち鮎
どれもこれもおいしいの一言です。
普段はあまり好みではない子持ち鮎なども臭みなどが一切なく美味しくいただくことができました。
吸い物
河豚つみれ
あっさりした食べやすい一品です。
造里
縞鯵・鮪トロ・車海老
どれも蕩けるような舌触りとお味。
鮪関連を一切食べない友人でさえおいしい!と舌鼓を打っていました。
また、ワサビをおしゃれに切ったキュウリの器に置いているなど、目にもうれしい一品です。
小鍋
鳥団子鍋
出汁が今まで味わったことがないくらい美味しい。
お出汁だけでもいくらでも飲めそうなお味です。
鳥団子も優しい味付けで全体的に優しい一品です。
揚物
河豚の唐揚げ
プリップリの触感でお味も別格。
友人一押しの一品です。
焼物
鯛の味噌焼
個人的に一番好きな一品です。
ふんわりと感じる味噌の風味と鯛のお味がマッチしておりとても美味しかったです。酢物
錦糸絹田巻
酢の物が苦手な海斗でもさっと食べてしまう一品でした。
酸っぱいだけでなく食材の旨味を感じられる一品です。
御飯
白ご飯
止め椀
なめ子汁
香物
盛り合わせ
白ご飯の美味しさに驚きました。
ご飯が甘いとはこのことなのでしょう。
この白ご飯で塩おにぎりをしてほしい…それだけで十分な夕飯になると海斗も友人も絶賛しました。
香物もなめ子汁も癖のない食べやすい一品でした。
果物
盛り合わせ
最後は果物です。
どれもその果物特有の味を深く感じることができ、とても美味しかったです。
食事の際に梅酒をいただいたのですがこちらもとても飲みやすくいくらでも飲んでしまいそうなお味でした。
お風呂
お食事終わり次はお風呂です。
海斗が泊まった日はもう一組宿泊客(男女ペア)がいらっしゃったのでお風呂の時間を確認して入ります。
(大浴場が一つなので時間によって男性専用・女性専用に変更されます)
お風呂は掛け流しのナトリウム炭酸水素塩泉。
露天風呂からも綺麗な景観が楽しめます。
またお湯が少しだけヌルついておりお肌にとてもよさそうでした^^
お風呂を上がったら友人と談笑してから就寝。
一日目の終わりです。
朝食
二日目は朝8:30に起床し、9:00から朝食をいただきます。
夕食が豪華でしたし朝食もかなり期待して食殿に向かいました。
朝からえ?これ朝ごはん?って思ってしまうような語かな朝食をいただきました。
なんと高級品湯葉も味わえる、朝から御造りもいただける…最高でした…
チェックアウト
朝食が終わって少しのんびりした後にチェックアウト(11:00)です。
最後まで皆さん色々優しくしてくださいました。
予定がないと伝えるとおススメスポットを教えていただけました^^
最後は車に乗って帰るまでずっと見送ってくださいました
最後に
本当に平安時代にタイムスリップしました。
もう現世に戻りたくないくらい楽しめました。
海斗は絶対もう一度行きます。
そして海斗が伝えきれていない素敵なところはまだまだたくさんあります…本当に夢のようなお宿でした。
是非、興味のある方は平安時代にタイムスリップしてみてくださいね^^
社乃森に泊まってみたい方はこちらからどうぞ→旅ならるるぶトラベル
因みに海斗もこちらの「旅ならるるぶトラベル」で予約して平安時代にタイムスリップしてきました^^
【追加情報】
こちらの記事が「ナースときどき女子」の「旅好きナースの心を掴むお宿とは?一度は泊まってみたくなる宿泊施設の情報をチェック☆」にて紹介されました。
当記事以外にも様々な宿泊施設が紹介されているので興味のある方はご覧くださいね。
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