モノノ怪10周年!漫画の内容を見ながら座敷童子の考察でも…【ネタバレあり】

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アニメ「モノノ怪」が放映されてもう10年もの時が経ちました。

しかしいまだに根強い人気があり、漫画も続々発売されております。

そうそう、この前も海斗がふらっと本屋に行った際に漫画「モノノ怪」が販売されていて、ついつい購入してしまいましたよ。

さて、今回は、10周年を記念して、改めて「モノノ怪」のストーリー内容を見ながら考察などをしていきましょうか。

「モノノ怪」の始まりは「怪 〜ayakashi〜」から   まず、モノノ怪の主人公である薬売りさんが初めて出てきたのは2006年に放映された「怪 〜ayakashi〜」の最終話「化猫」です。 モノノ怪が有名すぎて「怪~ayakashi~」を知らないがたまにいるのが少し残念です。 「怪~ayakashi~」もノイタミナ枠の和風ホラーとなっています。 薬売りさんの使っている不思議は技は「妖術」って扱いだったんですね…。 「モノノ怪」の「座敷童子」について   さて、今回は漫画を買ったので「座敷童子」について考察・解説していきましょうか。 ストーリをなぞりながら感想や考察を交えていきますね。 とある宿に集まる人物たち

 

ある宿に「宿を一晩…お願いしたく」と薬売りさんが現れます。

薬売りさんとおかみさんが漢方を見ている際におもむろに薬売りさんが「宿にする”前”は…何だったんですかい_」と尋ねますが女将さんに「齢のせいで忘れちまったよ」と意味深にごまかされてしまいます。

2人が話している間に、宿の入り口に女性がきて「実は私狙われているんです」と言いながら泊まりたい旨を伝えますが番頭の徳治に断られてしまいます。

すると女性はお腹に赤ちゃんがいる事、ここに泊まれなかったら自身も赤ちゃんも死んでしまう旨を伝えられます。

それを見かねた女将さんが「あの部屋」に女性を泊めるように徳治に言います。

 

この時点で怪しさ満点。

何らかの曰くがある部屋なのでしょう。

部屋に移動するが何が不思議である

 

女性を部屋に案内する女将さん。

部屋に行く途中の壁には既に薬売りさんのお札が貼られています。

そこに「あははははは」と子供の声が響きます。

この時、女性は立ち止まりますが女将さんは気にせず進んでいってしまいます。

場面が変わるたびにちらちらと丸くて可愛らしいだるまが映っては消えます。

 

この後に大きく関係ある子供の声とだるま。

ちらちらと物語の重要なものが集まってきています。

部屋につくが不思議なことが起こる

 

部屋まで案内される女性。

途中でそんなに生みたいものか?とおかみさんに尋ねられ、女性は「私が望んでいますから」と必ず生みたい旨を伝えます。

部屋を出る瞬間、女性には届きませんでしたが、女将は小さく「私にはそんな無責任なことできなかったよ…」と呟きます。

疲れ、横になっていると1つのだるまを見つける女性「だるま…?」

場面は変わって薬売りさんと女将さんの会話に移ります。

薬売りさんの上にも泊まれるのか?(女性の止まっている部屋のこと)という問いに対し、女将さんは物置だ、と答えます。

また、「上がられちゃ困りますよ」と女将さんから注意の言葉を受け、薬売りさんはその場を離れます。

薬売りさんが離れる瞬間お札に何らかの反応が…。

部屋に子供が現れる

 

再び場面が変わって女性に戻ります。

女性はお守りをなくしたことを悲しんでいます。

するとそこに小さな子供が現れます。

女性が拾っただるまを持っているのを見て「返して」と訴えます。

だるまを返すと、子供に「ややこがいるの?嬉しい?」と尋ねられ、女性は「ええ、もちろん」と返します。

話を続けているうちにふとした瞬間に子供がいなくなってしまいます。

 

また、この際、子どもは前掛けのようなものをかけており、その前掛けの先は女性の下にあるように見えます。

見ている皆さんも、子どもがいきなり現れたのにその子供の前掛けを踏んでいる・・そこで不思議に思うはずです。

殺し屋が現れ、事が動いていく

 

眠っている女性の下にとある男性が現れ、女性を殺そうとし、机のだるまが転がります。

「志乃覚悟ォ」と刃を女性(志乃)に向けます。

「この子が!この子が…生まれたがってるのぉ!」志乃が大きく叫んだ瞬間薬売りさんのお札が一斉に色づきます。

 

殺し屋の出現によってこれからが大きく事が変わってしまうのです。

殺し屋の最後と退魔の剣

 

場面が変わり薬売りさんが一言「…来た」

志乃の部屋では殺し屋が何かに天井まで連れていかれ、何かが折れる音が響きます。

”ゴキン”大きな音の後に音に驚いた徳治と女将さん、薬売りさんが集まります。

天井には殺し屋の変わり果てた姿がありました。

志乃は薬売りさんの「何を見た?」という問いに対し「巻かれて浮き上がって、でも巻き付いてなくて ぐる ぐる ぐる」と伝えます。

そこで薬売りさんの退魔の剣をいれたトランクがひとりでに開きます。

そこで薬売りさんが一言「切りに来たんですよ。モノノ怪を…ね」

 

この場面はアニメだと「ぐる ぐる ぐる」に合わせて場面が回るんですが個人的にその演出が凄く好きです。

殺し屋の死は何によるものか?子供がいない宿

 

遺体を見ると捻じれ曲がっている…これは人にできるものではない。

ふと女将さんがだるまを見つけ「どうして”それ”がここにあるんだい」と驚愕します。

志乃が子供が取りに来たことを伝えると今日は子連れ客がいない、と言われてしまいます。

志乃には様々な場所から子供の声が聞こえていますが女将さんには聞こえていないことがここで分かります。

ふと天井を見上げると殺し屋の死体がなくなっていました。

 

始めの部屋に向かう時の子供の声も志乃にしか聞こえていなかったのでしょう。

現れる座敷童子

 

様々な場所から声が聞こえると志乃が言ったと同時に薬売りさんが「すぐそこまで来ているぞ!」とお札を部屋いっぱいに貼ります。

お札のおかげで子供の前掛けと同じ色の布が部屋を巻きこもうとしていたのを阻止できます。

「ここに居るのは屋敷に繋ぎ止められた”モノノ怪” 子供 赤子の声 そして羊水…こりゃあ座敷童子だ」と薬売りさんが声を上げ、続けて、退魔の剣を抜く条件「形・真・理」が必要なことを述べます。

 

いつものお決まり、「お聞かせ願いたく候」がここで聞けます。

形は「座敷童子」と分かっているのであとは真と理ですね。

志乃の過去が明らかに

 

モノノ怪に殺された男が直弼という名で志乃と志乃の赤ちゃんを殺すために来た、ということが志乃から告げられます。

志乃のお腹にいる赤ちゃんは若旦那の子供であり、それをよく思わない大旦那と奥さんが雇った殺し屋だそうです。

話にイラついた女将が部屋を出ようとしますがふすまを開けても開けても同じ景色ばかり「廊下はどこにいった…?」

お札が再び赤く染まり、志乃の前に子供が現れ一言「…おっ母」

志乃が連れていかれた先は

 

空間がゆがみ志乃はどこかに連れていかれてしまいます。

起きると見たことのない場所にいる志乃。

志乃のお腹には札が張られており、一瞬子供の顔が浮かびます。

混乱しながらも人の声がする方に行くとそこには男女の営みが…。

慌てて場を離れる志乃、その際に営みを行っている二人の布団からだるまに向かって子供の前掛けが伸びていき、だるまの下につくとだるまが子供に変化し、笑顔を見せます。

戻った志乃に「こっちに来て」と小さな声が響き、足元にだるまが現れます。

 

ここで志乃と座敷童子の関係がわかります。

座敷童子の前掛けが繋がっている人=お腹に赤ちゃんがいる人なのです。

この宿の真実が明らかになる

 

場面が変わり、薬売りさんと女将さんの会話になります。

そこでついに女将が真実を語り始めます。

「この座敷は…供養のつもりで…せめてもの慰めに この宿は昔…女郎屋で」

この言葉を言った途端風景が変わります。

そこは先ほど志乃がいた場所で水をはった空間の真ん中人が寝ころべる程度の大きな土台があります。

そしてなぜか若くなった女将が「ここは始末の部屋 壁一面”やや””の墓なのさ」と薬売りさんに伝えます。

薬売りさんの足元にはたくさんのだるまが映り、薬売りさんが消えてしまいます。

宿で行われていた悲しいこと

 

場面がかわり、座敷童子が志乃のお腹に抱き着き「おっ母」と嬉しそうに言います。

たくさんの座敷童子がそれに対し「いーなぁー」と一斉に言います。

すると今度は先ほどの男女の営みをしていた二人に焦点が当たります。

1人の座敷童子が二人を見て「決めた この人達にする」

たくさんの座敷童子がだるまに変化し「おめでとうー」と祝福し先ほどの座敷童子が「ありがとう ぼくにもおっ母が出来たよ」と

言って二人に近づきます。

しかし若い女将が「ったくしょうがないねぇ 役立たずは借金も返せない 役立たずは飯もまともに食えない」といって前掛けの布を引っ張ります。

”ゴキ”悲惨な音が響き座敷童子の前掛けがだるまから離れ、だるまが倒れてしまいます

「生きていくためには…しょうがなかったんだよ」

台の周りの水は赤く染まりたくさんのだるまが浮かびます。

 

女郎屋で子供が出来てしまえば仕事が出来なくなってしまいます。

そのため女将さんは子供を無理やり堕胎させていたのでしょう。

若く見えるのは女将の過去と相まっていることの表現でしょう。

飲み込まれる全員

 

志乃は志乃の前に突然あらわれた若い徳治にお腹を触られます。

そのとたんにお腹に貼られた札が光り、次の場面では中央の土台に乗せられた志乃とその志乃の腹を殴る女将さんになります。

女将が「堕ろせば座敷童子に狙われないだろう 座敷童子は生まれたかったんだ!だからお前さんのややこを…」と叫びます。

それに対し志乃は「やめて!もう殺さないでぇえー!!」と大きなで叫びます。

天秤の鈴がキィンと響いた瞬間徳治と女将の容姿が元に戻り大量の前掛け色の布に飲み込まれて行ってしまいます。

真が明確に、残るは理のみ

 

「真」は「女郎屋時代に堕胎されてしまった生まれたかったが生まれることのできなかった子供たちの”想い”」であると薬売りさんが告げます。

後は「理」のみがわかればよいという薬売りさんに志乃は座視童子を切らないように頼みます。

そして座敷童童子に「おいで…一緒に産んであげる」と声掛けします。

「取り込まれる」薬売りさんの言葉を聞かず志乃はお腹のお札を剥がしてしまいます。

すると流れ出す血液、そして場面が変わります。

志乃が決めた決断

 

1つのだるまにひびが入り、場面が変わり、声が響きます「僕はこのひとがいい…いつもなでてくれるやさしい やさしい…」

志乃の前には自分と布でつながった1つのだるま、後ろには無数のだるまが存在します。

後ろを振り返った志乃に再び「この人でよかった からだをたいへんにしてごめんなさい いつもがんばってくれてありがとう いつもたくさんおはなししてくれてありがとう ぼくあなたがいい あなたがいい …あなたがいいです…」と聞こえてきます。

気が付けば志乃は小さな子供と手をつないでいます。

志乃は1つのだるまを抱きしめながら「どういたしまして 私こそ選んでくれて 私のところに来てくれてありがとう」と呟きます。

そして、たくさんの座敷童子に背中をむけたまま「ごめんなさい 私…あなたたちのおっ母になれない」と告げます。

すると”カチン”退魔の剣が理を得て反応します。

最後に座敷童子は笑顔を見せ、姿の変わった薬売りさんが映ります。

残ったのはお守りをお腹付近に置き眠る志乃と壁を優しくなでる薬売りさんのみ…。

最後

 

志乃が目覚め、壁の女性の腹をなで「いい子…いい子ねぇ」と呟きます。

瞬間志乃のお腹が空腹を告げます、「そういや…何も食べていない…こんなおっ母でいいのかねぇ 早く会いたいな」志乃のこの一言とお腹につけられたお守りのアップで座敷童子のお話は終わりです。

「形・真・理」考察

 

何とも悲しい終わりですよね。

形は「座敷童子」

真は「女郎屋時代に堕胎されてしまった生まれたかったが生まれることのできなかった子供たちの”想い”」

であると明確になっていて、理ははっきりとは言葉にされていませんね。

海斗の考察としては最後の流れから、理は「自らは母親に望まれ、優しい母親の下に子供として生まれたいという”願い”」ではないでしょうか。

「座敷童子」はどうなったのか考察

 

最後の志乃の血液に関しては多くの座敷童子を受け入れようとした反動だったと思われます。

もちろん志乃1人ではあの多くの在庫童子を生むことが不可能だったのでしょう。

その結果、志乃は自らのお腹に宿っている命を産むことに決めたのでしょう。

ところどころ聴こえる声は「お腹に宿った子供の声」なのか「ずっとついていた座敷童子の声」なのか個人的には迷いました。

この声の主は屋敷にいた座敷童子ではなく、昔から志乃と共にいる魂の声、なのだと勝手に思っています。

また、座敷童子薬売りさんに切られたのか?に対しては切られたのだろうと考察できます。

しかし、座敷童子の心は志乃さんの「一緒に産んであげる」という言葉で救われていたのだろうと思います。

志乃のややこはどうなったのか考察

 

描写はないですがお腹につけているお守りなどから、志乃のお腹の命は守られている、と考察しています。

また、最後に壁の女性のお腹をなでているのはこの屋敷にいた座敷童子への情なのだと思われます。

 

これらで考察は終了です。

海斗だけでは伝えられないことも多いので、もっと詳しくモノノ怪の世界を知りたい方はdアニメストアでアニメ「モノノ怪」を見る事をおすすめします。

現在は31日間無料ですので無料期間を使ってみてみるのもいいと思います。

それにモノノ怪独特の和風カラーはぜひとも動画で確認してみてほしいなぁ、と個人的に思います…。

アニメ「鵺」で雪が直角に曲がりながら落ちるシーンなどはアニメでしか見れませんしね。

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*本ページの情報は2017年12月時点のものです。最新の配信状況はdアニメストアサイトにてご確認ください

もしくは海斗のようにモノノ怪漫画を買ってじっくり読んでみるのもいいと思います!

こっちはアニメと違い動きは分かりにくいですっが細かなところまで目を通せますのでゆっくり考察できると思いますよ。

因みに海斗は昔は以下のDVDBOXが欲しかったです。

財力の関係でDVDBOXは変えず、好きな「のっぺらぼう」のアニメDVDだけ個別で買いました…。

まとめ

以上でモノノ怪の「座敷童子」の内容と考察をご紹介しました。

凄い長い記事になってしまって申し訳ない気もしますが…。

これが海斗の「モノノ怪」愛だあと思ってください。

また他の話も考察したいなぁ…なんて思います^^

あ、そういえば過去にもモノノ怪の考察をしていました。

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もしくは昔のアニメ関係で幽遊白書とか…。

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