さて、今回は日常で使える心理学の
「カクテルパーティー効果」
についてお伝えします。
皆様はガヤガヤしていて人の会話が聞き取れないような喧噪の中でもある言葉だけがハッキリと聞こえたことってありませんか?
そう、まるで空耳だったのかと思うくらいにハッキリと聞こえることです。
特に、他の会話は聞こえないのに「自分の名前」だけがハッキリ聞こえた、ということを体験したことがある方は多いはずです。
このように喧噪の中、自分の名前だけを明確に認識すること、それが「カクテルパーティー効果」です。
実はこのカクテルパーティー効果は恋愛にだって活用できてしまうのですよ。
カクテルパーティー効果を恋愛に活用しちゃいましょう♪
目次
カクテルパーティー効果とは
カクテルパーティー効果を恋愛に活用
カクテルパーティー効果の注意点
まとめ
カクテルパーティー効果とは
カクテルパーティー効果とは心理学者のコリン・チェリー によって1953年に発表された心理的効果です。
心理学的な効果としては、カクテルパーティーのように大勢の人がいる喧噪の中でも、自分の名前や自分の興味のある内容や興味のある相手の話は自然と聞き取ることができる、という内容です。
これは私たち人間が言語、すなわち音を認識・処理して必要な情報だけを脳内で再構築しているためだと言われています。
カクテルパーティー効果を恋愛に活用
上記で自分の名前は無意識的に聞き取ることができる、と述べました。
なぜなのか?それは人にとって自分の名前は特別なものだからです。
実は「愛してる」なんて単語よりも「名前」を呼ばれた方が心に響くものなんですよ。
そこで恋愛に大切なのは名前を呼ぶことです。
会話の中でもさりげなく相手の名前を呼んでみましょう。
「こんにちは」のあいさつの一言だけでも「こんにちは、○○さん」なんて言った方が良いということです。
そうすれば相手は自分を認められた気持ちになり、自然と好意を持ってくれるものなのです。
因みにこれは会話だけでなくメールなどの文章でも同様で、名前を入れた方が相手からの好意を得やすいことに繋がります。
他にも、相手の名前を少しだけ特別な呼び方に変えることや、相手が興味のあるワードを会話中に取り入れることにより相手がこちらに興味を持ち、その結果、好意に繋がることもあります。
カクテルパーティー効果の注意点
喧噪の中でも自然と自分の名前が聞こえる、ということは自分のことに関する事柄なら何でも聞こえてしまうわけです。
それが自分にとって嬉しいことでも、悪いことでも聞き取れてしまうのです。
すなわち、賑やかで他者の会話が聞き取れないような場所にいるからと言って油断してその場にいる誰かの悪口を言ってしまえばその悪口は本人にも届いてしまうわけです。
また、その悪口を言った相手に興味を持っている人にもその悪口の内容が無意識的に聞こえるため、悪口を言った相手だけでなく、ほかの第三者にも悪い印象を与えてしまうことに繋がるのです。
喧噪の中と言っても人に対しての負の感情は表に出さない方がいいでしょう。
どこで誰が聞いているかもわかりませんよ。
まとめ
以上「カクテルパーティー効果」についてお伝えしました。
カクテルパーティー効果は大勢の人がいる喧噪の中でも、自分の名前や興味のある話は自然と聞き取ることができる、という心理的効果です。
これは「名前」が人にとって特別であるからこそおこる効果であり、名前を呼ぶことがいかに大切かがわかります。
従って、気になる異性がいる場合は必ず名前を呼ぶことを忘れないでください。
声によって言葉にする以外にも文章の中でも名前を呼ぶことも大切です。
また、喧噪の中で行った悪口は本人や第三者が聞き取っている可能性が高くなるので注意してくださいね。
皆様も気になる異性がいるならば、是非、カクテルパーティー効果を活用してみてくださいね^^
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